ノミ屋の存在!
『ノミ屋』 という言葉を聞いたことはあるリますよね!?
通常日本の公営競技では、
”パリミュチュエル方式” という方式を利用して、
様々な方が購入した馬券や舟券などの売上のうち、
何%かを控除して、残りを配当するようにしています。
この控除率は、概ね25%、つまり、
全体的に、4分の1は必ず損をしていく計算となりますが、
負けていく人数の方が、圧倒的に多いため、
一気に勝利する人は、逆に、大金を手に入れられるのです。
そこでノミ屋が登場するのです。
ノミ屋は私設で投票所を開設する人間を指すのですが、
実際に公営である投票所以外を、私設で設けることは違法行為とされ、
100万円以下の罰金刑を課せられる程の罪に問われます。
前述で、控除率は概ね25%と言いましたが、
ノミ屋が、「控除率を5%まで下げます」
などといったことを公言すれば、
必然的にそちらの方に駆け寄ることでしょう。
なぜなら、その方がはるかに賭ける側も勝率が上がり、
全体的に配当されていく可能性があるからです。
ですが、場合によっては、客に支払う金額が莫大なために、
払えずに姿をくらましたり、賭け金を持ち逃げしてしまうこともあり、
そうした行為から、”金を呑む” と言われ、
ノミ屋と言われ出したのは、こうしたところから来ているようです。
どちらにしても、公営ギャンブルには、
専用の投票所が設定されていますし、
そこで買った方が、確かに還元率は下がるかもしれませんが、
勝った時は、確実に配当を受取ることができます。
違法性のあるノミ屋は随時摘発され、撲滅されるべき存在と言えるのです。